トランプ新大統領の誕生は21世紀の縮図のようだ

私がトランプが大統領になると予測した数値は、トランプ30%、クリントン55%で残りは失望であった。なるならどっちかといえばクリントンの方かなくらいしか、期待していなかった。

 実は、30年くらい前からトランプ氏には興味があり、若かりし頃の不動産王トランプの誕生を、アメリカンドリームのような感じで見ていたのである。彼に関する本は当時、3冊くらい読んだ。不動産実業家がアメリカの大統領になるとは考えもしなかったが、それにしても70歳の老人にこれからの国を任すアメリカの人たちの気持ちはよくわからない。政治家のど素人であればもっと若い人に国を託すべきなのではと思う。日本もそうだったが国を託せるような政治家が見当たらないのはアメリカも同じなような気がする。

 日本は新大統領の誕生によって国の在り方を自分たちで創らねばならない時代がやってきたのではないか。ちょうど、今のアメリカのように、既成保守政党に不満があり、その受け皿として政権を取った民主党が、無能力でとんでもなく酷い政権で終わった日本と同じ道(過ちでもあるが)を辿らないことを願っている。

 超セレブのトランプさん!大統領になったら無報酬で、財産の半分くらい寄付して寝る間も惜しんで国のために働いてくれることを願っているよ投票した人の半分くらいは。選挙公約はパフォーマンスなどと言わず、少なくとも8割は確実に実行すると、期待しているよ。21世紀はカオスの時代ではなく、本物の時代だと思うのだが、お手並み拝見と行こう。

  韓国の朴大統領に対する下野要求の根底にある流れは、トランプ新大統領の誕生した理由に一致していると思う。誰もが夢を持てたいい意味での「中流階級の多さ」は、既に過去のものとなり貧富の格差はどんどんと開く一方である。

 日本もまったく同じ道を歩んでいる。世界はちょうど共産主義社会がソ連の崩壊とともに始まり、誰もが資本主義社会が理想であると思えたにも関わらず、実は資本主義も大きな欠陥を抱えていると気が付き始めた。

 まさに「21世紀とはどうあるべきか」と問われているかの如く、最も大きな課題を突き付けられた21世紀の縮図そのものをみせられたようだ。